初夏から秋にかけて、毛虫皮膚炎の季節です。赤いボツボツが首や腕などにでて、とても痒い皮膚炎です。
直接肌の上で毛虫が這えばボツボツは密集します。必ずしも毛虫が見当たらなくても、毛虫の大量発生している植物の近くに行くだけでも空中に浮遊している毛虫の毒針毛が肌に触れれば、その部位にボツボツがでてきます。
毛虫の毒針毛中の毒成分に対するアレルギー反応と考えられ、症状のでかたには個人差があるようです。
毛虫皮膚炎の原因はというと、チャ、ツバキ、サザンカなどの葉につくチャドクガの幼虫、サクラ、ウメ、バラ、カキノキなどの葉につくドクガの幼虫などです。ドクガの幼虫はイタドリについていることも多いそうなので、草刈りなどの際にも気をつける必要がありそうです。